第1章 検索エンジン対策の基礎知識


継続的にリンクされ続けるサイトほど検索上位に

Googleなどの検索エンジンの検索結果に長く上位表示されているサイトには、大きく分けて2つのポイントがあります。

1つは、内部コンテンツを継続的に追加しているサイト。もう1つは、外部サイトからのリンク(推薦する意図があるリンク)が継続的に増えているサイトです。

 

●まずは内部コンテンツを追加する

ホームページでは、ユーザーに役立つコンテンツを配信していく事が大切です。

すでに作成してあるページの情報を、質の高い情報に差し替えることです。

日常的に、内部コンテンツを質の高い情報に差し替えてブラッシュアップしていきましょう。

必ずしもページを増やしていく必要はありません。(無理にページを追加しても、質が低下してしまう可能性があります)

よく更新頻度が高いと、検索エンジンのインデックスが早くなり、検索結果に早く反映されるメリットがあると言われていますが、質の高い情報を配信し続けられることが前提です。

今は質の低い情報を配信しないことがとても大切です。

 

●外部リンク対策について

外部リンク対策では、自然にリンクが増える内容、または構成である事が大切です。

内容をしっかりとチェックして、中身が薄いサイトでないか、広告が多すぎないか、などを意識していく必要があります。

※検索エンジンの外部リンク対策では、上位表示サイトが継続してリンクが増え続けている場合、自分たちも継続してリンクが増えないと次第に順位が低下していきます。

 

●理想は、自然にリンクされる「切り口」のサイトを作る事

例えば、YouTubeなどの動画共有サイトは、ユーザーが動画を投稿してくれます。

実は、このようなサイトはリンクが集まりやすい特徴があります。

というのも、動画の投稿者が「YouTubeに動画を掲載しています!見てください!」という様に自分のブログなどでURLを掲載して紹介してくれるからです。

このようにして、YouTubeというサイト自体に、自然に被リンクが集まっていきます

その他にも、フリーソフトの配布サイトや、Webツールを提供しているサイトも自然にリンクが増えやすい特徴があります。

これらのサイトは、無料または有料で有益なコンテンツを提供しているという共通点があります。

以前に「フリー」という本が話題になりましたが、まず無料で書式データなどを配布して、ユーザーに「何かを提供すること」が大切になります。

 

●複数サイトを運営しよう

メインのサイトの内部コンテンツをコツコツと追加してくだけでなく、自社で「お役立ち情報サイト」などを数サイト作成し、育てていく事が大切です。

その際は、ユーザーに役立つ記事や、体験談、成功体験、お役立ちツール集などの切り口で内容が重複しないサイトを作りましょう。

そうやって、ページ数のある、中身のしっかり詰まった、グループサイトを育てていく方法がおすすめです。

 

●内部と外部の2つの対策を日常の経済活動で行っていく

企業サイトなどの商用ホームページの運営では、内部と外部の2つの対策を、日常の経済活動で行っていき、コツコツとサイトに資産を蓄積していく事が重要です。

今後は、ユーザーに役立つ情報を提供しているサイト作りがポイントになります。自分達で行える自助努力により、長期的にサイトを育てていきましょう。


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