第1章 検索エンジン対策の基礎知識
成果が出るサイトのアクセス割合は、トップページが20%?
ホームページは、コツコツと更新しないと、アクセスが増えていきません。私も、日々それを実感しています。
なぜかといいますと、一般的にも、成果の上げているサイトのアクセスの割合は、トップページのアクセスは20%ほど。他のページからのアクセス全体が80%というのが多いようです。
例えば、こちらを見て下さい↓↓
「ホットヨガ・スタジオ情報サイト」
上記は、「ホットヨガ・スタジオ情報サイト」(仮名)というサイトの、全体のアクセスに対する、各ページの割合です。
トップのアクセスは、250ページビューの中で、54ページビュー (22.22%) になっています。この様に、20%ほどです。
その他のページの合計は、80%ほどで、 1日に1pvしかないページもたくさんあります。
単純にこの割合が良いというわけではありませんが、私の経験では、トップページよりも、サブページ(親子ヨガなどの各教室ページ)を増やす方が、成果につながりやすいです。
トップページのアクセスも大切ですが、ライバルサイトさんも多いため、その他のページを増やしていく方が、アクセスアップにつながります。
※ただし、古くなった情報が掲載されているページは書き換える作業が必要です。そのため、修正の手が届く範囲のページ数で大丈夫です。
ページ数が多ければ良いというわけではありません。等身大のサイト規模で運営していくことが大切です。
新規ページをコツコツ追加していきましょう
基本的に、「ホットヨガ」よりも、「ホットヨガ スタジオ 京都 格安」といった複数のキーワードで検索しているユーザーの方が、来店率が高いという傾向があります。
なので、ホットヨガ・スタジオのサイトの場合は、よくある質問ページや、ヨガのポーズのページを10記事追加して、個別のページからアクセスしていただく事で、ご予約などの成果につながりやすくなります。
5Pほどというサイトの場合は、トップページのアクセスが全体の80%になりやすいのですが、この場合はメインのキーワードで上位表示しないとアクセスが減ってしまいます。
親子ヨガなどの各教室ページを作成して、各教室ページからのアクセスを、1日数アクセスずつでもいいので増やしていく事でサイト全体の価値を高めてくれます。
基本的な情報は、他のホットヨガ・サイトにも掲載されていますので、お店でいただいたよくある質問などをコンテンツ化していきましょう。
SEOライティングを意識しよう
ですが、ただ公開するのではなく、SEOを意識したライティングをする必要があります。
お客さまが検索しそうなキーワードを含め、かつ、問題解決につながる見出しを意識します。
そこで、需要を調べるため、キーワードツールで、メインキーワードに関する、2語の複合キーワードをすべてチェックしましょう。
ページのタイトルにしっかり含めて、文章を作成していきます。
これは、ロングテールSEOという方法で、入口になるページを追加していきます。 これにより、全体のページからアクセスを集めて、お問い合わせなどの成約ページに誘導する方法になります。
Google Analyticsなどのアクセス解析を設置して、よくアクセスされている、人気ページランキングを参考にして、新たにページを追加していきましょう。
また、内容を充実させた後は、アクセスいただいたお客様にガッカリさせないように、LPO(ランディングページ最適化)をしっかり行って、お問い合わせなどの成約につなげます。
LPOとは、お問い合わせページや、資料請求ページなど、ユーザーにアクションを起こしてもらいたいページを、より成約されやすい様に最適化する施策です。
お申込みフォームを用意したり、ボタン画像を大きくしたり、電話番号を見やすくするなどです。
こうした事をコツコツと実験して、検証しながら、長期的にホームページを育てていく事で、少しずつお問い合わせなどが増えてきますので、ぜひ少しずつページを追加してみてください。
自分で実験をして学んでいく
ホームページ運営で大切なのは、どのページや施策が、成約につながっているのかをつかむこと。
予算に限りがあるという場合は自分でサイトを育てていく事が、支持されるサイトになるための近道になります。
【ポイントまとめ】
・ホームページは更新しないとアクセスが増えない
・トップページのアクセスは20%ほど。他のページからのアクセス全体が80%
・どの施策が、成約につながっているのかをつかむ
・自分でサイトを育てていく知識を蓄積する
・常に情報を公開していく
・アクセスいただいた、お客様の目的・悩み解消をご支援する
>> 継続的にリンクされ続けるサイトしか検索上位に残れない