第8章 アクセス解析のポイント


コンバージョン(成約)の法則

コンバージョンとは、成果・成約という意味です。サイト訪問者が、実際に購買、資料請求、お問い合わせ、会員登録などのアクションがあった場合、これを成約と言います。

扱っているテーマや、欲求によって違いがでますが、一般的な割合は、コンバージョン率は1%と言われています。

これは、100人がいたら、約1人が購入してくれるかもしれないという、見込みの数字です。

例えば、1日に商品ページへのアクセスが、50人(ユニークユーザー)だった場合、1ヶ月で1,500人の訪問者になります。

その中で、コンバージョン率が、1%だった場合は、実際に購入していただける件数は15件になります。

1,500人のアクセスに対して、実際に売れたのが1%の15件。これがコンバージョン率1%の法則です。

私が運営しているサイトでも、1ヶ月で約5,000人の商品ページのアクセスに対して、実際に購入してくれるのが、50件程度という結果が出ています。

数字にしてみると、サイトへの訪問者は多いと感じるのに、なぜそんなに成約率は低いのか?と気になる方も多いと思いますが、実際のお店の場合、求めている商品がなくても、せっかくきたので、という心理が働きます。

ですが、Web上では、クリック1つで戻ることができます。さらに、他のサイトとの比較が簡単にできるため、より求めている情報が掲載されているサイトから購入されます。

そういった事が影響しているのかもしれません。

 


>> コンバージョン(成約)の公式